布引観音   ー小諸市ー



奇岩に囲まれた険しい石段の参道を約二十分登る。観光名所でもあり、説話「牛に引かれて善光寺参り」では、軒先の布を牛が角に引っかけて逃げ、不信心な老婆を善光寺に導くが、その牛は布引観音の化身とされる。本尊を安置する岩屋の「宮殿」は鎌倉時代建造の重要文化財で、観音堂は朱塗りで懸崖造り。
信濃三十三番札所の二十九番でもあり、別の詠歌がある。寺は奈良時代の七二四年、僧の行基が開いたとされ、戦国時代に武田氏の兵火で焼失し。本堂などは江戸時代後期に小諸城主牧野康明が再建したと言われている。
 
本堂前から望む観音堂と浅間山は絵になる風景で枝垂れ桜が咲く春がお勧め。
小諸に縁がある俳優の故渥美清さんも何度か訪れ、時々の交流は大切な思い出になっています。


布引観音周辺からの「浅間山」


※ご参拝には、通常参道を約20分登りますが、タクシーを利用すると裏道があり観音堂そばに行く事ができます。