豪商の館 田中本家博物館

江戸中期・享保18年(1733)初代新八は、現在の須坂市穀町で穀物、
菜種油、煙草、綿、酒造業などの商売を始めました。代々須坂藩の御用達をつとめるとともに、名字帯刀を許される大地主へと成長し、幕末には士分として藩の財政に関わる重責も果たし、その財力は須坂藩をも上回る北信濃屈指の豪商となりました。
 当時の面影を伝える屋敷構えは、約100m四方を20の土蔵が取り囲む豪壮なもので、内部には天明年間(1780年代)作庭の池泉廻遊式庭園のほか、客殿や、主屋などの建物が軒をつらねており、四季折々の散策が楽しめます
 この土蔵には、江戸中期から昭和までの田中家代々の生活に使用された品々『衣装、漆器、陶磁器、書画、玩具、文書…』が大変よい状態で残されており、その質と量の豊富さから近世の正倉院ともいわれ、土蔵5棟を改装した展示館では常設展のほか、年5回の企画展も行っています。

ご案内
開館時間  4月~11月 午前10時~午後4時
   12月~ 3月 午前11時~午後4時
休館日   毎週火曜日、祝日の翌日、年末年始 展示替え等による臨時休館
入館料   大人1000円 中高生350円 小学生250円 (但し特別展は別料金)

 TEL     026-248-8008

タクシー
須坂駅 → 田中本家博物館
約1,200円(所要時間約5分)

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